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クリトリスと膣の距離がイキやすさに関係している

女性のイキやすさと体の構造は関係あるのか?という研究はかなり昔から行われています。

有名どころではナポレオンの曾孫の精神分析医マリー・ボナパルトの1924年の研究があります。(※A. E. Narjaninのペンネームで発表)

彼女はクリトリスから膣までの距離が2.5cm未満の女性はセックスでオーガズムを得やすいということを発見しました。

1940年のオックスフォード大学の研究でも同様の結果が出ています。しかしこれらのデータは統計的に完全な分析がされているとは言いがたいものです。

そこでエモリー大学のキム・ウォーレン博士らが過去に調査されたデータを再分析しました。

するとやはりクリトリスと膣口の距離が近い女性ほどセックスでオーガズムを経験したことのある確率が高いことが分かりました。

なぜかというと膣口との距離が近いほど男性器の挿入によってクリトリスが刺激を受けるからです。

ただしこれらの研究においては中イキなのかクリイキなのかは区別していません。つまり男性器の付け根が外側から擦れることが原因なのか、膣の内側から刺激を与えることが原因なのか、またはその両方の影響なのかは分からないということです。

とはいえクリトリスと膣口の距離は自慰行為によるオーガズムとは関係がなかったことも分かっていますから、クリトリスへの刺激が重要な要因である可能性は高いでしょう。

ちなみにクリトリスの位置は母親の胎内にいるときに曝されたアンドロゲンに量に影響を受けるといわれています。アンドロゲンを投与された母親から産まれたアカゲザルはクリトリスと膣の距離が長くなることも分かっています。

参考にした論文:Female Sexual Arousal: Genital Anatomy and Orgasm in Intercourse.