性欲の不一致を夫婦生活に影響させないマインドの持ち方

性欲の不一致性科学

お互いのセックスしたいという気持ちの強さやタイミングが合わない性欲の不一致。

実はこれ自体はそれほど問題ではありません。

問題はあなたがパートナーとの性欲の不一致をどう扱うかということなのです。

それによって夫婦生活の満足度が変わります。

性欲の不一致に原因があるのではない

性欲の不一致が夫婦仲に悪影響を及ぼすと考えている人もいると思います。

自分はセックスしたいと思っているのに夫は乗り気ではないということが続けば不満は溜まります。自分に色気を感じなくなったのかと心配にもなるでしょう。

反対に夫はしたがっているのに自分がそういう気分ではないということが続けばプレッシャーや罪悪感を持ってしまうかもしれません。

そしてセックスをしなければと思うほどにそれが義務となり楽しめなくなるのです。

これらのネガティブな感情が溜まれば夫婦生活における満足度は低下します。

しかしこれは性欲の不一致そのものに原因があるのではありません。それをどう認知して受け止めるかの問題なのです。

性欲の不一致と夫婦関係の調査

性欲の不一致があるだけでは夫婦生活の満足度は落ちません。

ウォータールー大学のシボーン・サザーランド博士らが性欲の不一致とカップルの関係性について調べた研究があります。

この研究では少なくとも2年以上同棲している夫婦や恋人同士を集めて、男女別々にして性欲についての質問に回答してもらいました。

自分の性欲の強さとパートナーの性欲の強さ、性欲のレベルがどれくらい違うと思うかなどに回答してもらったのです。(パートナーの性欲の強さは想像で答えるということです)

また関係の満足度についても調べました。

ここから分かったことは何かというと、実際の性欲の不一致は満足度に影響しないということです。

どちらか一方の性欲レベルだけが高かったり、低かったりしてもそれだけでは満足か不満かは決まらないのです。

夫婦関係に不満をもたらすもの

関係に不満をもたらすのは性欲の不一致ではなく、それを認識していることなのです。

さきほどの調査でも自分とパートナーの性欲に不一致があると思っている人ほど関係に満足していないことが分かっています。

これは当たり前のことと思うでしょう。実際に性欲の不一致があったとしてもそれに気づいていなければ不満は持たないからです。

逆に考えればあなたが性欲の不一致を感じていたら不満を溜めてしまうのは仕方のないことなのでしょうか?

そんなことはありません。

「性欲が変化するのは当たり」という認識を持つことが大事

あなたが性欲の不一致を感じて不満を溜めると夫婦関係は悪化します。すると余計にセックスをしなくなりさらに不満が溜まるという悪循環に陥るでしょう。

そうならないためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは「性欲が常に変化するのは当たり前のこと」という認識を持つことです。このような認識を持っている女性は不満を感じにくという研究もあります。

男女ともに性欲の波があります。お互いに性的魅力を感じていても常にセックスしたいと思うことは稀です。

セックスしたいと思うタイミングがズレているときにそれを「性欲の不一致だから問題だ」と捉えるのか「性欲の波が合わなかっただけ」と捉えるのかで満足度は変わります。

誘いを断るときも断られたときもショックを受ける必要はないのです。性欲の不一致を重く受け止めてしまうことが関係を悪化させレスの要因ともなります。

レスを解消するための方法は色々とありますから悩むのはそれらを試してからにしましょう。

参考文献:Siobhan E. Sutherland, Uzma Rehman, et al. (2015). Understanding the phenomenon of sexual desire discrepancy in couples.

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